浮気相手の身元調査で名前、住所、職業を知り慰謝料を請求

私の主人は数年前に、お客様と浮気をしました。お客様は26歳の可愛らしい人で、当時会社の上司と不倫関係に有り悩んでいた様です。相談がしたいと私を通して言って来たので全く疑いませんでした。始めは一週間に一度ぐらい会って相談にのっていたのですが、二回、三回と増えて行きました。些か会い過ぎだと主人に忠告しましたが、頷くだけで、事情も話してくれませんでした。何だか変だと思い出した頃、主人は一泊二日で同窓会が有ると、地元へ行きました。この何日か前からとても機嫌が良くよっぽど同級生に会うのが楽しみなんだなと思って居ました

同窓会も終わり、何気に毎日を過ごしていたら、ある日同窓会のお知らせのハガキが届きました。ハガキには一ヶ月半後の日時が記されていて

十年ぶりにと書いてありました。幹事の人の連絡先が書いてあったので

主人に頼まれたと嘘を付き、確認をしました。この前の同窓会は嘘なのかと直ぐに主人に聞くと、今後のは高校でこの前のは中学校のだと言いましたが、明らかにおかしいと思いました。急いで主人の洋服や持ち物を検査すると、同窓会の日に泊まったホテルの領収書が出てきて、しかも地元では無く、都内でした。意味が分からず気が動転していた私は急いで興信所に相談し白黒付ける事にしました。興信所はしっかり調べてくれました。

浮気相手の女の身元調査もしてくれたので、ありがたく慰謝料を請求させていただくことにしたのです。その日の夜、領収書を見せて白状する様に鬼の形相で迫る私に、「バレたら仕方が無い、好きにしてくれ、言いたい事は無いが離婚はしない、浮気だから」と淡々と言いました。納得の行かない私は相手の女性に会いに行き言いたい事を全部言うつもりでした。所が相手の女性の方が上手で、「奥さんの幸せそうな顔が許せなかった、バレたらスリルも無いし始めから遊びだったから別れてあげる」と鼻で笑いきっぱりと言い切り帰りました。ところがそうは問屋がおろさないわけで、この女からは200万円の慰謝料を請求し170万円を取る事ができました。

興信所の身元調査で相手の名前、住所、職業まで分かっていたからこそ出来た話です。

その後私は主人と離婚はしない物の必要以上の話はせず、同居人の様な感じで、家庭内別居をして居ます。一方的に惚れられ、半ば強引に結婚したのが嘘の様です。男の人は「釣った魚に餌はやらない」と言いますが本当にそうでした。幾つになっても男の人は若くて可愛い女性には目が無い様です。